ダメ小説。
〜ソニン先生と撲〜
うちの母親は放任主義だ。
家の近所に店を経営していてそちらに掛かりきりなのだ。うちの家計を支えるため毎日姉と働いている。父親はいない。昔、撲と山に登ってる時に滑落して亡くなったのだ。
今でもそのときのことを思い出すと・・・いや、昔の事だ。
そのことがあってからだろうか、それまでは毎日馬鹿ばっかりやって
遊んでばかりだった僕はだんだん心を閉ざし始めるようになった。学校に友達はいる。が、親友と呼べる友達がいるかどうかは分からない。
学校にあまり行かなくなり頻繁に合わなくなってしまったが
時々遊んではいる。
ソニン先生はまだ新任ということもあり、
先生というよりは年の離れた親戚のお姉さんのような感じがする。
おっちょこちょいなのがたまにきずではあるが
とても優しく涙もろい。
時々おせっかいが過ぎてうっとうしく感じることもあるけど
学校を休みがちな僕の家に毎日顔を出してくれるなんて
他の先生では考えられない。撲の普段の生活はというと昼までうつらうつらと眠り
午後は前日に先生の持ってきてくれた宿題プリントなどをこなして
夕方に先生が来るのを待つ。
撲は口下手なのであまりたくさんしゃべることはないけど
それを気にするようでもなく先生は僕にその日あったクラスの出来事などを
自分でケラケラ笑いながら話してくれる。
と、そんなことを考えてるうちに先生が来たみたいだ。
ピンポーン
今日はまだ親が帰ってないからうちには撲独りだ。先生「ユウキくん、こんにちは〜」
ユウキ「こんにちは・・・」
先生「お邪魔していい?」なんて聞きながら先生はもう靴を脱いでいる。
ユウキ「あ、じゃ撲お茶でも・・・」
先生「いいのよ、いいのよ。お構いなく〜、でもできたら紅茶がいいかも〜なんちゃって」
ユウキ「ハイ、じゃ撲の部屋で待っててください」
最近の撲が毎日会うのは先生だけだし、撲だって年頃の男だ。
綺麗なソニン先生のことを好きになるのに時間がかかるわけがない。
それも学校での
「教師と生徒のうちの一人」
なんて関係ではなく(先生はそう思ってるかも知れないけど・・・)
いつも一対一での、いわば家庭教師と生徒みたいな関係なんだ。
これでソニン先生の事を好きにならないやつはいないんじゃないかと自己弁護
紅茶を持って自分の部屋に戻る。
と、先生は僕のパソコンをしげしげと見ている。先生「ね、ね、ユウキ君さ。パソコン持ってるじゃない?
ワタシもね最近パソコン買ったんだけどさぜんぜんわっかんなくってぇ」
ユウキ「?」
先生「でさ〜、もしよかったらなんだけど・・・ワタシに教えてくんないかなぁ」
ユウキ「!」
ユウキ「先生は、何をパソコンでしたいんですか?」
先生「えっとね、めーるでしょ。いんたーねっとでしょ。あとは・・・あとなんかあるっけ?」これなら撲にも分かりそうだ。
撲だってリア厨なワケだし、そんなに詳しくなんてない。
でもメールとネトヲチぐらいなら分かりそうな感じもする。先生「じゃあさ、ユウキ君さ、ネットやってるとこ見せてくれない?今さ」
ユウキ「ぅ、いいですけど・・・」
撲がパソコンの前のイスに座り、ソニン先生が撲のすぐ後ろから画面をのぞくかっこうになる。
ユウキ「まずは、と」
「お気に入り」を開く
ユウキ「!!」
先生「?」危ない、自分個人のパソコンだったからスケベイなサイトを
先生に見られちゃうところだった。
ま、無難に
ユウキ「ここはYahoo!っていうんですけど・・・」
先生「やふぅ?」
ユウキ「そうです。なんか青い文字でいっぱいいろんな事がかいてあるじゃないですか。」
先生「ふむふむ」
ユウキ「これの中で気になるものをクリックすると、こんな風に・・・」
先生「・・・くりっく。ふむ、おー!」ユウキ「知りたいことがあるときはこーやって、クリック、と」
先生「すごい便利じゃーん」なんて言いながらイスの後ろに立っているのが疲れたのか
先生はイスの背もたれに両肘をついて僕の肩に上半身をもたれる様にする
そうすると、ぼくの、背中に・・・先生の、胸の膨らみが当たっちゃうワケでして・・・
先生「へ〜ぇ・・・あ!」
なんてびっくりする声出すから振り返ったら
すぐそこに先生の顔が・・・ハァハァ先生「ね、これはなに?」
なんて無邪気な先生にドキドキしちゃうのです・・・
結局その日は
やふぅ=Yahoo!
ということを説明して、ソニン先生にはうちで復習してもらうことを約束したのでした。ユウキ「先生!ちゃんと復習してね。」
先生「分かってるって、やふぅでしょ。ユウキ君もプリントちゃんとやっとくのよ。明日もヨロシクね〜」
ユウキ「おやすみなさ〜い」
先生「うん、おやすみ。お邪魔しました〜またね〜」ガチャ
なんか撲、明日も楽しみになってきちゃったな。
なんて思っちゃうのでした。
続かない。